X FUTURE RADIO ON SATURDAY

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X FUTURE RADIO ON SATURDAY(クロス・フューチャー・レディオ・オン・サタデー)は、CROSS FMで放送されていたラジオ番組。 放送期間は2001年4月7日2003年3月29日、放送時間は毎週土曜日7:00〜10:00、北九州本社第2スタジオから生放送された。

概要[編集]

  • 2001年春の番組改編時にスタートしたこの番組の最大の話題は、前番組の「ROLLING SATURDAY」「MODERATO SUNDAY」でディレクターを務めた立山律子がそれらの経験を生かし、番組の企画から構成、選曲、しゃべり、放送機器の扱いまですべてを1人で行う、いわゆるワンマンDJスタイルで放送することであった。同時に彼女が担当する「X FUTURE RADIO ON SUNDAY」もスタートし、彼女にとって週末朝の顔という新しいチャレンジでもあった。
  • 2002年春の番組改編により立山律子は平日昼間のワイド番組「CROSS RADIO 10」に移動となり、同年4月6日の放送からは佐藤忠典ナビゲーターを務めた。この時も同様にワンマンDJスタイルで放送された。尚、「X FUTURE RADIO ON SUNDAY」のほうは八木徹が担当した。

ナビゲーター[編集]

それまで平日昼間の顔というイメージの強かった彼女にとって、初の週末ワイド番組の担当であった。
この番組の前番組「ROLLING SATURDAY」ではナビゲーターを務めつつ、立山律子にディレクションを指導していた人物である。
同時期6:00〜7:00に放送されていた「CROSS RISING LIVE 600」を放送した後、この番組を担当するという、2番組連続の担当となった。

主なコーナー[編集]

立山律子担当時(2001年4月7日 - 2002年3月30日)[編集]

  • ショート・モーニング (7:20頃)
週末気分を盛り上げるアップテンポな曲を3曲続けて放送した。
  • トゥデイズ・ピックアップ (随時)
世界中から届くニュースや、近々公開される映画、地元のお得な情報など、さまざまな話題を紹介した。また8時台には長谷川ひろし(長谷川弘志)がコメンテーターとして電話で登場した。
  • リスナーズ・コレクション (8:00頃)
リスナーから3曲、その流れを考えた選曲をしてもらい、そのリクエストを募って放送した。ナビゲーターはリクエストを紹介したリスナーの生まれた西暦から占った結果を紹介した。このコーナーは「X FUTURE RADIO ON SUNDAY」でも同じ時間に放送されたがリスナーに好評だったため、そのまま「CROSS RADIO 10」に引き継がれた。
  • ショービズ・ナウ (9:30頃)
世界の芸能情報を紹介した。

佐藤忠典担当時(2002年4月6日 - 2003年3月29日)[編集]

  • ニュース・フラッシュ (7:20頃)
朝届いているニュースを紹介した。

エピソードなど[編集]

  • この番組以降、同局の週末朝のワイド番組は全てワンマンDJスタイルで放送されている。
  • 立山律子担当時はそのテンポの良さやリスナー受けの良さなどから、番組審議会でも「こういう番組を待っていた」など好評を得ていたが、佐藤忠典が担当してからはあんまり芳しくない評価を受けていた。
  • この番組終了後、立山律子は再び土曜日の朝の顔として「CROSS SATURDAY MORNING」を担当することになった。
  • 佐藤忠典担当時、この番組の前に放送された「CROSS RISING LIVE 600」で担当ADが番組のエンディングで会話に参加するようになっていたため、双方のADを務めた大川直子がこの番組中のメッセージ紹介でも会話に参加した。なお大川直子は2002年4月から9月まで放送された「CROSS RISING SUNDAY SPECIAL」のナビゲーターも務めた。
  • また、大川直子が番組を休んだ際、当時「CROSS RADIO 10」のADを務めていた鶴田弥生がADとして登場した。現在同局でナビゲーターを務める鶴田弥生の声が同局で初めて流れたのはこの時である。
CROSS FM 土曜日朝のワイド番組
前番組 番組名 次番組
ROLLING SATURDAY
(7:00-10:00)
X FUTURE RADIO ON SATURDAY